CFD関連書レビュー エンジニアの流体力学
CFD関連書とタイトルに書きましたが、完全に流体力学の本です(^-^;
流体力学の教科書、簡単なものから、難しいものまで各種そろっています。
また扱う範囲も、静止流体力学から、ベルヌーイ式、NS式、乱流理論と幅広く、どこまで扱うかは著者の先生の感覚しだい、という感じです。
しかし、社会人になってから流体力学が必要になった(幸運な?)方は、
まずは全体の概要をつかみたい、それにはちょうどよい本かなと思っています。
静止流体からベルヌーイ式、管水路流れ、流体抵抗、そしてシミュレーションまで、重要部分を「さらり」とまとめた教科書です。
付録含めても160ページ足らずで、Δや∇のような記号もあまりでてこないですし、そもそも数式より流体にかかわる現象をどう理解するか、ということに重きをおいている感じがして、初心者には読みやすいです。
(中級者以上の方は物足りないかもしれませんが)
実際、この教科書に説明されている現象、実際仕事で起きているので、私は非常に助かりました。
« 「なぶら」と∇ | トップページ | CFD関連書レビュー 機械工学便覧 基礎編a4 流体工学 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- CFD関連書レビュー エンジニアの流体力学(2015.06.11)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1472243/60318607
この記事へのトラックバック一覧です: CFD関連書レビュー エンジニアの流体力学:
コメント