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2015年5月

2015年5月28日 (木)

CAEとFEMとCFD…その2

前回はCAEが一般化して勉強会も盛んだけど、メーカーの技術者にとっては数値解析法の中身よりもっと大事なことがあるような気がする、なんてことを書きました。

今回は前回触れなかったCFDについてなのですが、最近CFDがCAEから乖離(?)している場面を見ることがあります。

例えば、
「CAEはやっと設計が使えるようになってきたけど、CFDはうちの会社のレベルじゃ無理だな」
とか…

この場合のCAEは応力解析を指すのだと思いますが、CFDはCAEに入れてもらえないほど難しいようです(笑)。

応力解析はパッケージ化が進歩して、解析ソフトウェアの中身がブラックボックスでも結構実際の設計現場で使えるようになってきたのに対して、CFDソフトはそこまで進んでいないようですね。

まあ、層流に限った解析や乱流でも定常でk-εモデルに絞ることによって、お手軽流体解析を実現しているソフトもあり、まあざっくりとした結果を得るには使えるみたいです。

しかし、設計開発の問題はざっくりで済ませられないことも多く、そういう点流体解析はたとえシンプルなモデルでも、課題によって解析手法を大きく変えなければならない場合もあるようです。

どうやら応力解析(≒最近CAEとかFEMと呼ばれるもの)と違って、現時点で流体解析を行うには流体力学や数値計算の知識が必要な感じですね。

そう考えると、研究者にとっては研究課題がたくさんあって面白い分野であることは間違いないと思いますし、その一方設計開発の現場では、実物の結果見ながら計算手法を探らなければならないまだまだ手ごわいツールなのかな、という感じです。

2015年5月27日 (水)

CAEとFEMとCFD…

久々にここも更新してみようと思う。

が、まずはどうでもよい話。

何かここ数年CAEのステータスが下がってきているような気がする。

下がってきているといっても、決して悪い意味ではなく、一般化(ある特定の職業の人だけですが)してきている、ということなのかな。

昔は仕事でCAEやっていますといえば、わかる人にはへーすごいね、ということだったのだが、最近はふーん、という感じでしょうか。

また、FEMという言葉、これはもちろん有限要素法というどちらかというと数学的な言葉であるのですが、特にメーカーなんかではFEMとCAE、ほぼ同義語で使われている場合も多かったりする。

ところで、最近の若い人、とやかく言う人もいるのですが、私は昔に比べてずいぶんまじめになってきているのではないかと思っている。

メーカーでCAEが広がっているので、ほぼ同義語のFEMをきちんと勉強して設計開発に役立てよう、という人も多いようで、CAE関連の勉強会はどこも盛況のようだ。

決して悪いことではないのだけど、ソフトウェアを開発する人でもない限り、あまりその勉強にのめりこむべきではないとも思う。

あなたが機械設計するものに

ヤング率

降伏応力

の知識はたぶん必要でしょう。しかし、

仮想仕事の原理

アイソパラメトリック要素の形状関数

までは必要なのでしょうか…

という話です。

それよりも、実際物を見たり作ったりするほうが何倍も重要な気がするのですが、

工場が海外移転したりでそういう機会も減ってきている昨今、ウムーという感じです…

勉強するのは結構なことだと思うけど、講習会出るだけとか教科書読むだけにとどまってしまう「安易な勉強」はなかなか世の中に役に立ちにくいもののようです…

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