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2013年1月

2013年1月31日 (木)

オープンCAEが流行るかどうかを考えてみたが、担当者しだいという結論になってしまった その2

前回、CAEが流行らないのは値段のせいではないのでは、という事を書きました。
では何なのかというのは、CAEの本質的な問題ですが、それはまた別の機会に書くことにして、
今回はオープンCAEの2つ目のメリット「ソースが公開されている」メリットについて考えて見ましょう。

簡単に言ってしまえば、ソースが公開されているので、使いにくいのであれば、使いやすいように自由に改造すればよいのです。。。

自動化も含めてCAEを使いやすいように改造して欲しいというニーズはたくさんあります。

が、問題は使いやすいように改造できる人間がいるかどうかです。。。

プログラマーそこそこいると思います。

でも問題は使いやすいようなCAEの仕様を作れる人がいるかどうかです。

この仕様を出すのはユーザー側です。つまりユーザーにこのような能力を持った技術者がいるかどうかと言うことですが、

-製品設計に詳しくなくてはならない
-CAEにも詳しくなくてはならない

の2つの条件を満たす技術者がいるかどうか。。。。

これがオープンソースのCAEを有効できるかどうかの第一条件になると思います。

結局担当者しだいと言うことですね。。。

。。。。

でも、これって、オープンソースCAEではなく、CAE全体についていえることですよね。。。

商用CAEでもオープンソースCAEにしても、シミュレーションというものを技術開発に溶け込ませて使っていく手法をいろんな面から考えていかないとならないのは同じですね。



2013年1月24日 (木)

オープンCAEが流行るかどうかを考えてみたが、担当者しだいという結論になってしまった

最近オープンCAEの活動が盛んみたいです。。
オープンソースやフリーソフトのCAEは、今話題のOpenFoamをはじめ、
私が紹介しているCalculiX、ImpactやプリポストではGmshやSalomeなど昔から結構あったのだけど
日本人技術者は英語苦手な人多いみたいで、ごく一部のマニアのお楽しみ、の状況でした
しかし、徐々に特にOpenFoamのすごさが浸透しだして、それをきっかけに学会までできて活況のようです。(私行った事無いので良くわかりませんが。。。)
ではオープンCAEは流行るかどうかを考えて見ましょう。

オープンCAEの大きな2つのメリット、

1.「タダである」
2.「ソースが公開され、ルールに従えば改造できる」

ごとに考えてみます。

1.「タダである」
これは、もしNastranやABAQUS、ANSYSなどの著名ソフトがフリーになったら、技術者は使い出すか、ということを考えれば想像できるると思います。

著名ソフトがフリーになったら、JOB数は増えるでしょう。すでに使っているCAE技術者のユーザーが力任せにいろんな境界条件や材料変えたモデルを流しだすからです。また、今まで安価ソフトでがんばっていた解析者もハイエンドのソフトがフリーになれば使い出すかもしれません。

でも今までCAEを使っていなかった技術者が使い出すのか、というと。。。
それは少数派でしょう。

現に多くの設計者が汎用CAE使いまくってライセンスが不足していると言うのは、あまり聞いたことがありません。。。
(専任者や一部の技術者がCAE使いまくるので不足するという話は聞きますが))


また現状使っているCAEのリプレイスにということも考えられます。

しかし、これは

「新しいIT環境は既存のIT環境より悪くなってはいけない」

という掟を乗り越えなければなりません。

導入推進者がコスト削減になるのでオープンソースにして、と言っても今までできたことができなくなるものが一つでもあると、ユーザーの抵抗は物凄いでしょう。。。

よって、タダで使えるということについては実はメリットはないのでは、と考えています。

商用CAEソフト高いといわれて、確かにそれも浸透しない一因ではあると思うのですが、使ってくれない主要因はもっと別のところにあると思います(私の考えるところはまた後で書きますが)

フリーであることのメリットがあるとすれば、教育でしょうか。。。
家でFEMの勉強ができるのはメリットです(そんな人いればの話ですが)

それより、2つ目の

.「ソースが公開され、ルールに従えば改造できる」

のほうがメリット大きいと思ってます。

タイトルに書いてある結論までたどり着かなかったので、次回につづく。。。



2013年1月14日 (月)

FEM関連書レビュー 「構造解析のための有限要素法実践ハンドブック」

遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

今回もブックレビューからはじめたいと思います。

今回紹介する本は

「構造解析のための有限要素法実践ハンドブック」
(非線形CAE協会:監修 岸 正彦 森北出版2006年)

ではまず私の評価ですが

FEMソフト開発者向き・・・★

ベンダーサポートエンジニア、コンサルタント向き・・・★★

CAEエンジニア向き・・・★★★

設計開発技術者向き・・・★★★

難易度:初級

一言まとめ:値段高いけど入門書としてオススメ

岸先生はいくつか本を出されていますが、どれも入門書としては完成度が高いと思っています。

その中でもこの本はCAE構造解析に必要な基本事項ほぼすべてを網羅しているといっても良いでしょう。

設計開発目線で書かれている点もよく、メッシュの切り方や境界条件の設定など本当に基本的なところから、具体的なモデル化方法など応用的なところまで書かれた本です。

構造の線形静解析と熱伝導解析の範囲で仕事をするのであれば、この本1冊あれば十分です。

(振動解析や非線形も若干触れてはいますが分量は少ないです)

初心者が頭から読んでいくのであれば、ベンダーのセミナーのテキストの例題を一通り理解してから読んでみるのがよいかもしれません。そのほうが知識の確認になると思います。
(序章にこの本での学び方についても記述があります)

FEMの理論についてはほとんど触れていないので、プログラム開発者には向きませんが、それでも実際ユーザーがどのように使っているかを理解する意味では読んでおくとよいかもしれません。

次回はまたCAEについて語ろうかな。。。でも紹介したい本もまだまだありますので。。。(^^;)

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