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2012年9月 9日 (日)

FEM関連書レビュー 「理論と実務がつながる 実践 有限要素法シミュレーション」

こちらのブログは久々ですね。

いま、ちょうどこのごろ発売されたFEMを読みあさっているので、メモをかねてレビューしておきます。

当然、たいていの参考書は高名な先生方がそれなりの意図を持って書かれているので、私がケチをつけるつもりはないのですが(^^;)、

私も20年近くシミュレーションの実施、手法開発、プログラム開発、サポートなどの現場で仕事してきてはいるので、下から目線で?レビューしてみます。

 

以下の4つの読者の立場(ざっくりですが)を想定して、どの読者向き化をレビュー評価してみたいと思います。

1.FEMソフト開発者:FEMのコーディングをしている方

2.ベンダーサポートエンジニア、コンサルタント:FEMソフトを販売している会社のサポートエンジニアやモデル化等の技術コンサルタント

3.CAEエンジニア:メーカーや受託解析会社で解析を専任で行っている方

4.設計開発技術者:設計開発がメイン業務で、たまに評価のためにCAEを利用する人

評価は三段階、別によい悪いではなく、必要性があるかどうかでみてみます。

時間・余裕があれば読んでおけばよい・・・★

すぐにではないにしても、いつかは読む必要あり・・・★★

なるべく早く読んで勉強しておきましょう・・・★★★

なお、レビューついでに脱線して、本とは関係ない話までして混乱を与えるかもしれませんが、ご了承ください(^^;)

 

1回目に取り上げるのは

理論と実務がつながる 実践 有限要素シミュレーション (森北出版2010)

まずは私の採点

FEMソフト開発者向き・・・★

ベンダーサポートエンジニア、コンサルタント向き・・・★★★

CAEエンジニア向き・・・★★★

設計開発技術者向き・・・★

 

一言まとめ:

4章以降によい事が書いてある

 

 

1章から3章までが理論編、4章以降が実践編の構成になっています。

理論編ですが、なるべく簡単になおかつ必要なことを網羅しようとしている感じはするのですが、正直少し中途半端な感じもしなくはないです。

この本の理論編は

概要のみ知りたい読者が読むには、少し重い

本格的に勉強したい読者が読むには、内容が足りない

本格的に勉強したい読者が別の詳しい参考書と併読するのにはちょうど良いかな、と言う感じかな。。。

一方、実践編は解析に必要なノウハウが一通り網羅されています。

構造系のCAEを職業として食べている方はこの本に書かれていることは、知っておかなければならないでしょう。

ただし例題がいにしえからよく使われている

・平板に亀裂が入っているものや円孔板や圧力容器

・2次元四辺形要素を用いている

ので、3D-CADからテトラメッシュを切ってしまう現代の設計者CAEを行っている人から見ると、実務とつながりにくいかもしれません。。。

以前、ツイッターでこの本では理論と実践が結びつかないよと言ってしまいましたが、最初のほうしか読んでいなかったためです。

実践編を前に持ってきて、理論編を後ろにしたほうがよかったかもしれません(個人的見解ですが)

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