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2011年2月 7日 (月)

モデルの問題点抽出は設計開発行為そのものです


前回は、CAEモデルを作成するためには、あらかじめ設計問題点の抽出が必要だと書きました。

また設計問題点の抽出はCAEではないと書きました。

設計問題点の抽出というのは、たとえCAEが設計開発プロセスの中になかったとしても、
行わなければならない行為です。

これはつまり設計行為そのものなのです。

問題がおきそうなところをあらかじめ対処しておいてから設計するのは当たり前の話のはずです。

ところが、当たり前なのですが、実際行ってみると難しいのです。

それはそうです。

実際に物がないのですから、過去の経験と知識によって予測しなければなりません。。。

ここの部分を実はCAEできる、と思っている方が多いです。

ところが、大部分のCAEは新たな設計問題点を見つけることは不可能です。

なぜなら、CAEは仮定や近似が多く、
それらはモデルと現実の差があることを意味しています。

この差は構造系CAEで特に大きいです。。。

よって、現状のCAE技術のみをパーフェクトに採用しても、現実を完璧に再現することはほぼ不可能です。

現実が完璧に表現されない以上、新たな問題点を見つけるのは不可能なのです。

逆にモデル上で見つけた新しい問題点は、解析モデルの依存性(メッシュの設定など)が十分検証されない限りは、非常にに怪しいものだと思います。


現状のCAEソフトは、確認することころを限定しての、チェックツール的使い方がベストでしょう。

もちろん、このチェックツール的CAEの使い方と過去の試験結果を組み合わせれば、十分設計開発に役に立つものになります。

このことについてはまた今後述べたいと思いますが、新しい問題点をCAEで発見するのが難しい以上、

あらかじめ設計開発の問題点はめぼしをつけておく必要があるのです。

それはCAE技術者の仕事ではなく、誰よりその製品に詳しい設計者の仕事のはずなのです。




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