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2009年12月

2009年12月23日 (水)

CAE屋さんって。。。

少し前に、とある製造業向けITソリューション会社の方とお話しする機会がありました。

その方はCAD,CAEにも精通しているマネージャクラスの方なのですが、

「メーカーでCAEをやってきたマネージャー、リーダークラスの方って、少し”違う”方が多いのではないか。?」


その方曰く、”違う”方の特徴として、

1.やたら難しい理論やモデルの話をする。特に自分と共同研究している大学(場合によってはその大学の社会人ドクターコースに在籍したり修了したりしている)などで提案している理論が、いかに優れているかという話をする。

2.自分が行っている以外の理論やモデルは欠点があり、使えないという。また、いわいる設計者向けのCAEは相手にしない。。。

3.自分が行った解析結果に問題があると、また難しい理論の話を持ち出して、最終的には依頼者からの情報不足のせいにする。。。
(これは正直私もたまに使う手ではありますが。。。)

ということがあげられるとのことです。


「キ タ ー \^^/ 」 と思いました!

同じ感を持っている方がいると思いうれしかったです。。。

もちろん、メーカーのCAE部門の幹部社員がすべてこういう方というわけではありません。

しかしCAE関係者であれば、周りにいる人の中で、少なくても一人は上の条件に当てはまる人を思い浮かべることはできるのでしょうか。。。。
 
私はこういう方々が、日本のCAEの発展を間違いなく阻害していると思っています。

ただこのような方々に限って、CAEの将来を引っ張らなければならない学会や業界団体の役員などになっている方が多く、

なおかつ”声”も大きい方が多いので、その結果世間に誤った認識を埋め込んでしまっていると思っています。

最終的には自分で自分の首を絞めているとおもうのですが。

次回はもうすこし「どげんかせんと」、という話をしたいと思っています。

2009年12月14日 (月)

スパコンの話その5 本当に作れるの?

もう一回だけスパコンの話を。。。

このスパコン開発、理化学研究所と富士通が共同開発することになっている。

まあ、ベクトル型でなくてスカラーでもいいのではあるが、問題は本当に作れるかである。。。

というのはF社(いまさらイニシャルにしても意味がないか)、

経営上はこのところハード部門からソフトウエア中心のソリューションへシフトしている。

もちろん、スパコンを開発する部門や研究所は富士通本体に残っているが、実製品を設計開発する現場部門はことごとく分社化、売却されている。

半導体部門-富士通マイクロエレクトロニクス
実装開発部門-富士通アドバンストテクノロジ
プリント基板部門-富士通インターコネクトテクノロジーズ
ハードディスク-東芝に売却




研究所やスパコン開発部門が残っていれば大丈夫、と見る向きもあるが、実際開発するとなると、これら現場部門のうち、いくつかの手も少なからず借りるはずであり、その時本体から切り離された現場部門がやる気になるかどうかである。

F社はソリューションサービスにシフトするという経営方針なので、これら現場部門が切り離されるのは、経営戦略としては悪くはないと思います。

しかし、このような戦略を立てておきながら、世界一のスパコン、つまりハードウエアも作りますといって、作れるのでしょうか?

もう少しで世界一でしたねー、くらいのものができればよいのですが、日本の技術力も落ちたものだと評されることだけは避けたいものです。

まあ、一部報道で、世界一ではなく企業や大学が使いやすいものに変更するという話も出ているようです。

でも、私としては、本体から切り離された方々が踏ん張って、その方々の力で世界一を杜ってほしいと思うのですが。。。

2009年12月 4日 (金)

スパコンの話 その4 役人は無能?

ひきつづき、スパコンの話であるが、

(いつになったらCAEに戻るのだろうか??)

WEBやマスコミでも盛り上がっていて、一般人から知識人までいろいろな方が評しています。

日経BPには経済ジャーナリストの財部誠一さんが記事を書いています。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091130/198060/

私が前回書いたように、なぜ正々堂々と官僚は説明しないのか、ということがいっています。

正々堂々と説明するためには、その仕事に対する哲学が必要だと感じたということを書かれています。


なぜ、正々堂々と説明できないのか、哲学がもてないのか、それは情報が多すぎて、混乱しているのが原因の一つではないかと私は思います。

なぜ、情報が混乱するのか、それは情報を混乱させることによって得しようと思っている人がいるからではないでしょうか。

つまり、大きい国家プロジェクトに無理やり理由をつけてでも何とかかかわって、予算をもらおうとする人たちです。。。

大学の独立法人化で、国立大学の教授といえど、実績がないと地位が危うくなってくる時代となっています。

実績を上げるための手っ取り早い方法は、なんだかんだいってもお金をかけることです。

お金をかけるとそれなりに結果は出てくるので、大きな予算のプロジェクトに何とかかかわろうとすることって、普通に行われていると思います。

しかし、全く無駄な研究というものがないにしても、お金をかける優先順位というものがあるはずです。

その優先順位の議論をしないまま、声の大きな(権威のある教授と関連しているところとか)ところが予算を獲得して、今すぐ行う必要がないプロジェクトも混ざって、あのような巨額の科学技術予算になっているのではないでしょうか。

権威のある先生も、本当に厳しい方であればよいのですが、やはり人付き合いもあるし、付き合っている中には予算目当てで寄ってくる輩もいるわけで。。。(一部甘い先生もいるし。。。)

さらに、役人も細かい技術的なところまではわからないので、権威ある先生の言われるままにプロジェクトの計画を仕切ってしまっているということなのでしょう。

もちろん、こういったことは大学だけではなく国がかかわっているの研究機関の研究員や民間の研究者にも当てはまります。

今回の仕分けは、本当に全て必要なプロジェクトなのですか、ということを問い直す意味では非常に意味があったことだと思います。

私は官僚は非常に優秀な方が多く、日本のためにがんばってほしいと思っていますが、まあ、スパコンの騒ぎに関しては、最終的な取りまとめは役人が行ったので、そこでチェックできず、問われて説明できないということは、やはり無能と呼ばれても仕方がないのかもしれません。。。

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