無料ブログはココログ

Twitter

  • Twitter

« 引っ越しました | トップページ | 設計開発へ組み込まれたCAEへ(13) »

2008年3月21日 (金)

設計開発へ組み込まれたCAEへ(12)

設計開発が答えを持っていない場合についてCAE解析を行うのは、なかなか厳しい仕事である。 このような場合、まず重要なのは、シミュレーションの仮定条件を明確にすることが重要である。 こうすることにより、もし後でシミュレーション結果と実際が異なったときに、どの仮定が誤っていたかを議論できる。 またできるだけその仮定条件について、あらかじめ依頼者と話し合い確認しておく。 そうすることにより、依頼者もシミュレーションの仮定を意識して結果を見るので、結果の理解がいっそう深まり、シミュレーションが設計開発に役立つ可能性が高まる。 また仮定条件を設計者と一緒に決めることにより、シミュレーション結果が間違った場合、共同責任となり、解析者の責任が多少軽くなる、というところも実際の仕事を行ううえでは出てくるかもしれない。 ただ、設計部門と解析部門は、問題あったときの責任問題云々ということではなく、一緒にものづくりを行っていくという体制であってほしいと思う。 話が少し横道にそれたが、設計開発者も答えを持っていないシミュレーションをするためには、仮定を明確にするほか、 -現物を確認する(依頼者にも思い込みがあるので、現地現物で依頼者の説明が正しいかを確認する) -なるべく相対比較で結果を見てもらうように依頼者にお願いする -CAEは仮定について基づいて結果を確認する実証ツールであり、新たな発見を得るのは難しいことを理解してもらう。 を行っておくと、後々楽なことが多い。 つまり、依頼者にシミュレーションの結果に対して、 -過度な期待を持たせないようにする -だけどまったく役に立たないものではない という微妙なCAEの効用のニュアンスを理解してもらうのも、解析者にとって重要な仕事のような気がする。

« 引っ越しました | トップページ | 設計開発へ組み込まれたCAEへ(13) »

「日記」カテゴリの記事

コメント

TITLE:
SECRET: 0
PASS:
自己コメントです。
こんなブログも書いてます。
http://freecaetester.blog62.fc2.com/

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1472243/38899268

この記事へのトラックバック一覧です: 設計開発へ組み込まれたCAEへ(12):

« 引っ越しました | トップページ | 設計開発へ組み込まれたCAEへ(13) »

2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のトラックバック

ウェブページ