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2007年2月

2007年2月26日 (月)

設計開発へ組み込まれたCAEへ(3)


知識や情報の他に「もの」を知るために必要なものは何か。

たぶんお分かりだと思うが、それは「経験」である。

それでは、どのような経験が必要か。

いろいろ見方があると思うが、犬小屋の例で考えてみると、まずは、

-犬を飼ったことがある。

-犬小屋を作ったことがある。

という経験が両方あれば、犬小屋という「もの」をある程度理解している可能性が高い。

犬を飼っていっれば、犬小屋に必要な要件というものを理解できるし、犬小屋を一度でも作ったことがあれば、うまくいったこと、いかなかったことが必ず出てくるので、その次に作るときは、良いものができる可能性が高くなる。

それでは、犬を飼ったことがないが、犬小屋を作ったことがある場合はどうか。

犬を飼ったことがないのは、必要な用件が情報と知識だけでそれ以上はわからないというハンデにはなるが、もし犬小屋作りのプロで生きていこうとするならば、犬小屋を作るように頼んだ人、つまりお客さんのフィードバックに耳を傾けるはずなので、数をこなせば、必要な用件に関して深い理解を得ることができるだろう。

ここについては、またあとでお話することになると思うが、ここではとにかく作ってみて数をこなす、ということがひとつ重要である、ということをいいたい。

ではただ数をこなせばよいか、というとそうではない。

つまり、マニュアルにしたがってただ組み立てるだけでは、「もの」の理解は少ない。

「成功した場合と失敗した場合を反省して、次に生かす」
ありきたりの文句であるがこれが非常に重要である。



2007年2月24日 (土)

設計開発へ組み込まれたCAEへ(2)

久々の更新である。

さて、「もの」を理解するとはどういうことか。

例えば、日曜大工で犬小屋を作ることを考えてみる。
まず、犬小屋を作る目的はというと、

-屋外でも雨風がしのげる場所を提供する建物

とする。
そのとき考えるべきことは、

-大きさ、デザイン
-作る材料、材料の加工方法、接合方法

さらに細かくこれらを検討すると、

例えば
-大きさ
犬の大きさ(今後の成長も含めて)、置き場所との兼ね合い、風で吹き飛ばされない重量etc

材料
-金属-丈夫だが、組み立て、加工性が少し悪い、さび、雨が降ってきたときの音が問題
木材-のこぎり、釘、接着剤、組み立て容易だが、腐食する可能性がある
etc

など、考えれば考えるほど細かいことを気にしなければならない。

しかし、いきなりホームセンターに行って、材料集めて組み立て始めるよりは、1日でもじっくり考えた方が、いい犬小屋ができることは確かであろう。

犬小屋を作る場合は、とても可愛がっている犬であれば心をこめて一生懸命検討するが、これが仕事での普段の設計開発のときに心をこめてそこまできちんと検討しているか、ということが、良い「もんづくり」をする基本ではないのだろうか、と思うのである。

また、よく検討するためには、まずはいろいろな情報が必要である。

犬小屋の例で言うと、材料に木材を使う場合でも、木材にもいろいろ種類があるので、それらの特性を知っていれば、さらに適切な材料選択ができそうである。

このように考えて情報を集めていけば、犬小屋を作るに必要な知識が得られ、これが物を知る第一歩になるのではないかと思う。

しかし、情報と知識だけでは完全に物を知ることはできない。


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