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2006年2月

2006年2月27日 (月)

日本のソフトウエア(2)


欧米型が天才が発明していくのに対して、日本型ものづくりはみんなで改善して作り上げていくものではなかったか。

昨今は日本には独創性がないから、天才を育てましょう、という人もいる。

それは否定しない。

だからといって日本型のみんなで改善していきましょう、ということが疎まれてしまうことには反対である。

改善とは、小さな独創ともいえる。

その小さな独創の積み重ねで、天才に対抗してきたのではないかと思う。

特にバブル崩壊以降、企業は日本式はもううまくいかないので、欧米式の手法をとにかく取り入れようという風潮がある。

成果主義、MBA、コーチングなどがそうだし、ITものづくり関連の3文字英語(PDM、PLM、SCM....)などはすべてそうであろう。

しかし、欧米の真似だけでは、追いつかないのは当たり前である。

もっとも、このごろはやりだした用語も、よく内容を見れば日本で昔から行われていたことも多いのだが。

なんかCAEと関係ない話になってきたので、次回はCAEに話を戻したい

2006年2月23日 (木)

日本のソフトウエア


CAEベンダーの悪口ばかり書いてしまったが、CAEのソフトベンダーは海外のものが多い。

また、大企業で大量に導入されているソフトは、オリジナルはほとんど海外製である。

よく考えてみれば、CADだってほとんど海外ベンダー中心だ。

もっと一般的にパソコンソフトも、OSを始めとして、ゲームを除いてやはりほとんど海外のものである。

この原因についてはいろいろ語られているが、私は日本の会社がソフトを開発する仕事の仕方を固めることができず、また今も固めきれていないことが原因でないかと思う。

つまり、製造業のものづくりでは日本の方式が世界に通用したのだが、ソフト開発のものづくりは、まだ日本の方式が出来上がっていないような気がする。

日本の製品開発の現場は、いい意味でも悪い意味でも「平等」であることが軸で合ったと思う。

それは、非常に雑な言い方をすれば、みんなで意見を出し合い(改善)、それをみんなで実行する(標準化)ということではないだろうか。

そして、標準化により、ノウハウが共有でき、A君がやっていたことはB君もできるようにする、そのような仕事の仕方が評価されていたのではないか、と思っている。

ところが、ソフト開発の場合、担当者の持って生まれた「センス」が、非常に左右する。

つまり、A君のプログラムは、B君をいくら教育しても書くことはできないかもしれないのである。

よって、天才プログラマーや天才SEがいる会社は伸びるし、そうでない会社はたとえ大企業でも苦戦するのである。

また、天才プログラマーが大企業にいたとしても、それを平等主義の会社がマネージメントできるかどうかは非常に疑問である。

何せ天才プログラマーはオタクみたいな人が多い、というとお叱りを受けるので、孤高の方が多いと表現しよう。

その辺海外の会社は、天才プログラマーをマネージングする術を持っている。

日本でもコンピューターゲームのソフトの会社の話を聞くと、やはりこのような天才をうまくマネージングしている。

また、大手の海外の会社は、自分の会社に天才がいないとなると、すぐに天才のいる会社を買収する。

当社にない技術は買ってしまえ、ということで、特に米国ではソフトに限らずハイテク産業の企業買収が盛んである。

しかしこの方法、日本で行うには当てはまるだろうか???

2006年2月22日 (水)

CAE技術者は生き残れるか!?(16)


CAEベンダーが生き残るためにはということで書いてきましたが、最後はかなり暴論になってきたので、この辺でまとめます。

有名CAEソフトを持っているベンダーは、技術革新がおこらない限りは、皆そのソフトを使い続けるので、極端に言えば、何もしなくても、生き残れる。

しかし、株価のために売り上げを伸ばしたいので、いろいろやっているが、小手先の手を使うより、しっかりとCAEソフトの開発を行って欲しい。

つまり、短い時間に解析作業が終わり、また専任者ではなくても使えるものである。

解析専任者レベルにはだいたい解析ソフトが行き渡ったとされ、特に構造系のCAEソフトはなかなか新規には売れにくくなっているとも言われている。

その一方で、まだ多くの製品開発は、設計開発者が試作と試験を繰り返して、行われているのも事実である。

よって、設計開発者が直接使えるツールのソフト開発して行くことが、やはりベストではないか。

またそこまですぐには無理だとしても、解析専任者であれば、わずかな時間でシミュレーションを行い、設計に有用な情報を得ることができることツールがあれば、こなせる解析の量が増えるので、現状よりはベターである。

そのためには、ベンダーがもう少しものづくりの勉強をして、ソフト開発や使用法の提案して行っても良いのではなかろうか。

例えば、以前も触れたが、解析精度をどこまで追求するのかを考えてみると、設計の詰めの段階でCAEを適用させようとすると、高精度が要求されるが、設計の最上流で、つまりアイデアを検討する段階でCAEを適用させる場合には、どれほどの精度がいるのであろうか。

設計上流で適用するのは、実験計画法を使った最適パラメータ設計と組み合わせたツールの開発(既にいくつかそのようなソフトが出てきているが)や、解析時間を短縮する簡略化の工夫、簡略化したときの結果、精度の評価法等のトレーニングを行っていくこと等が考えられるだろう。

また、これから売ろうとする新規ソフトも、やはり開発設計者が使えるツール、より速く有用な設計情報が得られるツールであるいうことが重要になってくると思われる。

先週また大きなCAEソフトベンダーの買収のニュースが入ってきたが、投資ゲームではなく、ユーザーのためになる新しいものができることを願っている。

2006年2月16日 (木)

CAE技術者は生き残れるか!?(15)

CAEベンダーが生き残るビジネスの話の続き

(4)受託解析を行う

モデル化からベンダーが取り組まなければならないのであれば、コンサルティングと同じ意味になる。

しかし、ここでは、モデルはある程度決まっていて、単にメッシュを切って指定された境界条件で解けば良い、ルーチンワーク化されたもののことを指すこととする。

一昔前は、コンピューターのハードウエアの価格が高かっが、今は安いPCでも大規模な問題が解けるようになっている。

CAEソフトベンダーはライセンスが使い放題なので、このような受託解析を低価格で受け入れれば、仕事はたくさんあると思われる。

というのも、企業はシミュレーションしたい案件を山ほど抱えているが、技術者不足とハードソフトの資源不足で、こなしきれていないからである。

しかし、CAEソフトベンダーはあまり積極的ではない。

その理由は、受託解析はソフトを一時的に貸すのと同じなので、価格設定を間違えると、ソフトが売れなくなるし、価値も下がってしまうと考えているからだと思われる。

ただ私は、CAEをもっとはやらせるためには、検討する価値があるのでは、と思う。

もちろん、ただやるだけではだめで、ビジネスモデルをきちんと考えなくてはならないが。

2006年2月11日 (土)

CAE技術者は生き残れるか!?(14)


テンプレートを変えてみた。

(3)CAEのコンサルタントをセットにする。

コンサルサントというと、経営コンサルタントとか何か収入のいいイメージがする。

辞書とか見てみると、コンサルティングとは、専門家に相談し、指導を得ることをいうようなことが書いてある。

また、コンサルタントが書いた本や記事を見てみると、顧客と一緒にアイデア、改善策などを考え、またそれらの実行へ向けて背中を押す役目を担うのがよいコンサルタントとのことである。(うまくいったら報酬その何%のかの報酬をもらう)

実際は、「専門家である私たちに丸投げしてください」といわんばかりのコンサルタントもいるようだが、近頃の時事ネタとCAEの関係について思うことはまたそのうち述べたい。

話を元に戻すとして、CAEソフトベンダーにはCAEの専門家がたくさんいるので、コンサルティングはできそうである。

ところが、私のベンダーに勤めていた経験からすると、特に開発元が直販している場合(もしくはそれに近い立場の代理店)ほど、コンサルティングで稼ぐのは簡単ではない。

ひとつは、CAEのソフトベンダーは、特に海外開発元の日本法人は、それほど大会社ではない。

すると、コンサルタントができる技術レベルを持った技術者の人数は限られてくる。

そういう技術者の方は、サポートや技術営業に引っ張りだこになるので、コンサルタント業務に集中できない。

そうでない経験の浅い技術者は、使い始めの指導くらいであれば何とかなるが、例えばヘビーユーザーと解析モデルの共同開発とかは行うのは難しい。
(無理して経験の浅い技術者にコンサルタントをやらせて、痛い目にあってるいるところを何度も私は見ている。)

お客の方が知識も経験もあったりするからだ。


次に、営業のためのサービスとサポートとコンサルタンティングの区別がつけにくいことがある。

営業のためのサービスは、技術営業の方がベンチマークなど導入前に、お客の課題に対して、CAEのモデル化を行い、導入すれば解析可能ですよ、ということを見せるためのサービスである。

しかし、うまく導入できたとして、最初はお客は自分でモデル化できないので、初期サポートと称して、ベンダーがモデル化を手伝ったりする。

これが、ある一定の期間で終わればよいのであるが、そのままなあなあになってしまうと、いつもでたってもベンダーの技術者がお客のモデルの大部分モデル化しているということになっている。

サポートとコンサルティングの線を明確に引いて説明しておけばよいのだが、そこは人間と人間の関係、またベンダーから見ると買ってもらっているので、むげにも断れない。

また、導入時に他社との競争になった場合、ベンダーがあえてモデル作りのサービスをつけることもある。

どちらにしろ、ベンダーの技術者から見ると、仕事がお金になっていないので、あまりよいことではない。

つまり、お客がベンダーに比べあまりにも上位の立場になってしまうの考え物である。

マンション偽装の問題も、お客があまりにも強くなってしまったことが原因のようであるし。


もうひとつ最後に、特に老舗ベンダーがあまり無理をしてコンサルティングをやりたがらない理由もある。

それは、コンサルティングでモデル化の指導を行って、お客の望んでいる結果が得られない場合、コンサルティング業務のみでなく、ベンダーが販売しているソフトウエアの信頼が揺らいでしまうということを恐れることである。

今までも書いてきたが、モデル化はそのものを作っている設計開発者が行うのが一番よいのである。

ソフトベンダーの技術者は、ものづくりは勉強はできても、メーカーからの転職者でない限り、なかなかものづくりのセンスは把握できないものである。

よって、ベンダーの技術者は話だけを聞いてモデル化を手伝うというのは、後々のことを考えるとリスクが高いと思うのである。

これから売りたい新しいソフトの場合は、そのリスクをとってでも、やらなければならないが(失うものもないので)、ある程度名前の通ったCAEソフトを売っているベンダーは、そのリスクを取れないのである。

よって、ソフトベンダーは開発元に近いベンダーほどあまりコンサルティングでもうけるビジネスモデルは見つかっていないようである。

これはシミュレーションに限らず、試験器具にも言えることかもしれない。

測定器メーカーを見てみると、確かにメーカーが測定コンサルティングをやっているところは少なく、またやっていても、販売目的であることが多いようである。


今後は市場の飽和やフリーソフトの増加も考えられるので、ソフトベンダーはソフトを開発している強みをを生かしたコンサルティングのビジネスモデルを見つけないと、事業を拡大するのは難しいであろう。

以上はシフトベンダーの例だが、CAEを扱う商社がコンサルティングを行う場合や独立したコンサルタントがビジネスが成り立つか、というのはまた別問題だと思うので、これは後日考えてみたい。


2006年2月 9日 (木)

CAE技術者は生き残れるか!?(13)

CAE技術者より、CAEベンダーは生き残れるか、という話になってきているが、今回もその続きになると思う。

実際にソフトをフリーにするというのは、まだ現実的でないので、実際CAEベンダーはどうしようとしているのか、またどうすればよいのかを私の勝手な分析と意見を含めて書いてみる。

(1)販売と保守料で着実に利益を上げ、それを開発に投資する。

いいものを作って、それを売って、さらにいいものを作って、というサイクルで進んで行こうとする、模範的な形である。

ただし、会社の急成長は難しい。

開発者が社長の時は、こういう会社が多いと思う。

衝突、衝撃解析でのびている会社がこれに相当するのではないだろうか。


(2)システムもセットで売る。

システムは、ソフトの場合とハードの場合両方考えられる。

ソフトの場合はCADとのセット、PDM(という言葉はまだあるの?)とのセット等が考えられる。

CAEだけでは市場が狭いので、トータルで設計開発のIT環境を提供しよう、というのが狙いである。

5年くらい前に、大手CAEベンダー(といってもほとんどにCADの会社だったが)とCAD大手ベンダーがITソリューション会社に買収されたのは、まさにそういうことが狙いであろう。

ただし、5年経って、それが良かったかどうかはよくわからないが。

あと、別CAE大手ベンダーが有名3D-CADを売っていたが、あまりうまくいかなかったらしい。

結局、他の分野に進出しても競争になるので、なかなか難しいようである。

ハードについては、CAEベンダーは複数のプラットフォームでそれぞれのベンダーと協力しながらソフトを作り込んでいるので、特定の所と特別に組むということは少ないようだ。

マッキントッシュは上位機種で計算させると速いのではないか、といっている方が結構いるみたいだが、実際に速いかどうかはともかく、Apple版のCAEソフトを見かけないのは、AppleがCAEベンダーと組まないからだと思う。

ちかごろ、LINUXクラスタを専門に組むベンチャー企業があるが、CAEベンダーがそういうところと組んで、ソフトのチューニングをして、解析時間の短いシステムとして販売してくれると私は面白いと思う。

しかし、ベンダー大手になればなるほど、そういう動きはとりにくいようだ。


(3)CAEのコンサルタントをセットにする。

これは次回。

2006年2月 4日 (土)

CAE技術者は生き残れるか!?(12)

市場を広げないとソフトの進化は望めないということを述べたが、どうすれば市場が広がるのであろうか。

私のアイデアは、ソフトのフリー化である。

もちろん全機能をフリーにするわけにはいかないと思うが、線形静解析、できれば固有値解析機能解析もフリーにならないのかと思う。

節点数制限や有効期限制限、低価格で販売というのではあまり効果がない。

ベンダーによるサポートまではしなくてもよいであろう。

そうすれば、間違いなくユーザーは増えるであろう。

またフリーであればそれらの解説書が販売されたり、解析ソフトを使いやすくするちょっとしたツールソフトもフリーで提供されるであろう。

それらの販売や提供がソフトの存在を知らしめて、さらにユーザーが増えると思われる。

こうしてユーザーが増えれば、非線形機能や高等な動解析の機能を行いたいユーザーも増えるだろうし、ベンダーにコンサルタントを依頼するユーザーも出てくるであろう。

ベンダーは高機能解析の提供や、コンサルタント、ユーザーサポートで利益を上げればよい。

ばかげたアイデアにも思えるが、ここ数年Cのコンパイラや、データベースソフトが機能限定ではあるが次々フリー化している。

例えばCコンパイラであれば、10年前は少なくても数万円出さないと買えなかったものが、今では業界を代表するマイクロソフトやボーランドのコンパイラがフリーで使える。

もちろん機能制限はあるが、C言語の入門書を使って学んでいくには十分すぎる機能である。

これらがフリーかされた原因には、GNUなどのオープンソオースのフリーソフトの存在があるといわれている。

CAEのソフトウエアは価格のレベルも違うので、すぐにフリー化とは行かないであろう。

しかし、今WEBで検索すると、フリーソフトの有限要素法プログラムがいくつか出てくる。

また、家庭用のコンピューターでもかなりの規模の計算ができるようになってきている現状を見ると、そのうちフリーソフトの解析ソフトも増えてくるのではと思える。

ユーザーとしてはそのような状況をねがうところだ。

ただ、ソフトベンダーは真価が問われる時代になって行くのであろう。

2006年2月 2日 (木)

CAE技術者は生き残れるか!?(11)


以前、CAEはノウハウの構築が重要だと述べたと思う。

試験との結果比較にもとづいたモデル化手法などのノウハウはCAEの精度を保障するという面では非常に重要である。

ところが、ソフトを変えてしまうと、シミュレーション結果が変わってしまう(同じ理論を使っているのに同じ結果にならないのは不思議だが、理由を説明すると非常に長くなるのでまた別の機会に説明する)ので、ノウハウが使えなくなってしまうという問題が起こる。

そうすると、一度使い始めたソフトは簡単に変えられないということになり、同じソフトベンダーに保守費用を払い込みつづけることになる。

これが既存のソフトベンダーの経営が安定するという強みでもあるが、前回述べたように、株価のために成長性を追い、株主向け?の製品を次々発表するため、根本的な問題を解決するための開発が置き去りになっていっているように私は思うのである。

しかし、既存のユーザーは簡単にソフトを変えられないので、これはかなり難しい問題である。

これからはじめる方たちを対象にした新しいソフトが出てくることを望むが、CAEソフト、特に構造解析ソフトはなかなか新規参入がなく、また参入してもシェアが伸ばせず苦戦を強いられるようである。

新規参入が苦しいのは、既存ユーザーに食い込めないというのと、市場そのものが小さい、ということが原因にあると思う。

やはり設計者に使ってもらわないと市場は広がらないのである。

既存のソフトベンダーも市場を広げないと苦しいことはわかっているはずである。

ちなみに現在の構造解析CAEソフトの米国大手ベンダーは1970年前半に会社を立ち上げているところが多く、逆算するとソフトの開発は1960年半ばから後半にかけて盛んに行われていたことになる。

この時期米国は、冷戦真っ只中、宇宙開発競争真っ只中であり、当時は潤沢な資金がソフト開発(理論からプログラミングまで)に充てられたのだろう。

それを考えると、今の世の中で画期的な構造解析ソフトが米国から出てくることはまずありえないのかなとも思う。

こういう状況でこそ日本の出番なのだが、ものづくりが得意な日本はなぜかソフト開発だけはゲームを除いて苦手である。

日本で作られたよい解析ソフトももちろんあるが、欧米諸国のソフトと互角に渡り合える質も量ももうひとつだと思う。

少しわき道にそれたが、次回はベンダーどうすれば市場が広がるかを考えてみる。

2006年2月 1日 (水)

CAE技術者は生き残れるか!?(10)


大学とCAEについては、また改めて述べたいことがあるが、今回はCAEベンダーについての私感のつづき。

特に米国大手の構造解析CAEベンダーは上場しているところが多く、企業買収も積極的に行い、株価に神経を尖らせている。

これらの会社は既に創立者でもあり、プログラム設計をした技術者は既に引退し、いわゆる”企業経営家”が経営している。

その経営者は、ソリューションと称して、設計開発ツールに使えそうなソフトを開発している会社を買収して、一通りのことができるようにソフトを揃える。

そして、「わが社の製品を使えばどんな問題でも解決します」といわんばかりの営業を仕掛けてくる。

で、ベンチマークをお願いすると、実際いろんな問題解決ができそうな報告書が送られてくる。

しかし購入してみると、ベンチマークから少し条件を変えてみると、結果が怪しくなったり、試験結果と合わなくなったりして、ベンダーに相談すると、「モデル化の問題はお客様の問題であるので。。。」というような返事が返ってくる。

で、CAEは難しくて使えないなー、ということになってしまう。

このようなことになってしまった方は少なくないのではなかろうか。

前から書いてきたが、CAEはそれなりの覚悟を決めないと使いこなせないので、CAEを導入して業務効率化を図ろう、とよく考えないで導入するユーザーは勉強不足である。

しかし、導入さえすれば何でもできるような気にさせる(よく話を聞くと何でもできるとは言っていないのであるが)営業をしているとすれば、それにも問題がある。

もちろん、CAEの営業している方がみんなそういう方ではなく、きちんと説明してソフトを売っているいる営業の方もたくさんいることは付け加えておきたい。

ただ、ソフトベンダーの社長が株価に注意を払うほど、営業は上述したような傾向になりやすいということは容易に想像がつくと思う。

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