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2005年4月

2005年4月30日 (土)

設計開発者は...(2)

私は本格的な設計開発をしたことはない。
しかし、設計開発者の方々の話を聞くと、設計開発者は何か課題があったとき、直感的にその課題の答えを決めるべきでなかろうかと思う。

その答えが正しいかどうかを証明するような形で、試験や解析を行うのが最も効率よく開発できる方法のようである。

もちろん、直感的にというのは経験や知識からくるものである。

設計開発者が上記のように設計開発を進めるとして、CAEをどのように使えばよいかを考えてみる。

一つ目は、いくつか解決案があるときどれがよいかを考えるときの判断材料とすることである。

前回、CAE自体はアイデアを生み出さないが、アイデアの検証は可能であると書いた。

そのアイデアを適用した場合のモデル化を行って、どのアイデアが有利であろうか予測を行うことができる。

この場合、具体的な形状や設計値はあいまいになると思うので、モデルはラフとなるし、ラフでよい。
また計算結果精度も相対比較できるレベルで良い。

ただし、最初の段階なので、なるべく早く遅くとも1ケース1日以内に結果を出すことが望ましい。

そうなると、設計開発者自らCAEソフトを使用することがかなり有利となり、CADからCAEモデルが作成できモデルのわずかな変更や境界条件が簡単に設定できる設計者向けCAEツールが役に立つ。

また自らのアイデアをモデル化するので、何かおかしな結果が出ても、すぐに検証(アイデアがおかしい時、モデルがおかしい時両方の検証を含めて)することが割りと容易である。

解析専任部署や受託会社に頼む手もあるが、解析に時間がかかりタイムリーに結果が得られないことが多い(理由はあるのだが)のと、解析する人が設計開発者のアイデアを把握するのが難しく、把握しきれない場合、的を得た解析結果を示すことができなくなる、ということになる。

よって、難しい課題や解析ソフト導入直後など、設計開発者が持っているCAEの能力以上のことを行おうとする場合を除いて
アイデア段階でのCAEの適用は、設計開発者が自ら解析することが望ましい。

CAEを使用してアイデアをしぼり、その絞られたアイデアに対して試験や詳細なCAEを行えばよいのである。

2005年4月10日 (日)

設計開発者は...(1)

今までは現状への文句ばっかりだったので、これからどうして行けばよいかを考えてみる。

今回は、解析を委託する設計開発者の立場からどうしていけばよいかを考えてみる。

設計開発者の方々は、新しいものか改良したものかを問わず今ある製品よりも高性能、高機能、低価格のものを開発設計しなければならない。

そのために新材料や新構造などを開発し、それをテストして、材料や構造を改良し、またテストし、ということを繰り返して、質を上げて行くことをしていると思う。

そこで、CAEでその繰り返し回数を減らしたいと考えていると思われる。

ここで重要なのは、設計開発者がある程度結果を予測して、開発を行っているか、ということである。

つまり、今までの経験や理論から、「こうすればこうなるはずなので、性能アップやコストダウンがはかれる」、という信念を持っているかどうかということである。

なぜこんなことを書くかというと、「CAEでよい開発案、設計案が出てこないのか」、ということ言われるかたがよくいるからである。

前にも書いたような気がするが、CAEはアイデアの検証はできるが、アイデア自体を出すことはできないのである。

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